加盟団体

三鷹市トライアスロン連合

■あゆみ
トライアスロンは、1974年アメリカ合衆国カリフォルニア州サンディエゴで生まれた比較的新しい競技です。
1977年には同国ハワイで、海軍の軍人達が、「マラソン・遠泳・サイクルロードレースのどれが最も過酷か」と議論で結論がつかず、それなら複合して競争しようと翌年同地で、スイム3.8㎞+バイク180㎞+ラン42.195㎞の長い距離で行い、その大会を「アイアンマン」と名付たというエピソードもあります。
日本国内では、1981年に鳥取県皆生温泉で初鉄人レース(全100km)、1985年沖縄県宮古島でストロングマン大会(全約200km)が開催され、各地に広まりました。
その後レースの普及と共に、より参加しやすい「スタンダードディスタンス」スイム1.5㎞+バイク40㎞+ラン10㎞が主流となり、シドニーオリンピック大会から、この距離で正式採用になりました。それ以降この距離の種目を「オリンピックディスタンス」と呼ぶようになりました。
三鷹市に於いては、1998年に三鷹市トライアスロン連合が設立され、東京都トライアスロン連合に加盟しました。翌年三鷹市体育協会にも正式加盟することができました。このように各地区団体が、市区町村の体育協会に
加盟するようになり、徐々に愛好者の層が増え、2013年に東京都トライアスロン連合が、東京都体育協会に正式加盟することができ、2016年「希望郷いわて国体」から国体の正式競技種目となりました。

 

■主な活動
活動としては、トライアスロンはリレー種目もありますが、基本的には個人競技です。したがって、公共の施設やスポーツクラブ等で、それぞれのレベルに合わせ、個人やグループで練習しております。
イベントとしては、2009年9月5日に三鷹市市民体育祭アクアスロン大会を三鷹の森学園三鷹市立第五小学校で開催。市内ではトライアスロンが行える環境が無い為、スイム+ランの2種目を連続して行うアクアスロン競技を行いました。
開催にあたり、三鷹の森学園CS委員、PTA及び地域の方々の応援をいただき、小学1.2年生54名、小学3.4年生59名、小学5.6年生34名、中学生27名、一般29名の選手が参加され、事故もなく楽しい大会が開催できました。
その後は諸事情により、イベントは休止しておりますが、今後また開催に向けて検討したいと考えております。

 

■競技実績
10年前の2007年に当時16歳でアジア選手権
ジュニアの部2位に入賞した高橋侑子選手(三鷹市トライアスロン連合在籍)が順調に成長し日本学生選手権4度優勝。
2016年世界学生選手権(スイス)では、念願の世界チャンピオンに輝き、2017年アジア選手権エリートの部優勝。2018年8月第18回アジア競技大会エリート女子金メダル、同ミックスリレー金メダル獲得。2019年5月のITU世界トライアスロンシリーズ横浜大会4位と活躍。国際トライアスロ連合によるオリンピック出場ランキング17位(2019年7月1日付)2020東京オリンピックの有望選手として期待されております。