加盟団体

三鷹市山岳連合会

■所属団体
現在は、富士重工山岳部(スバル山想会)、三鷹市役所山岳部、日本無線山岳会、三鷹山岳会の
4団体である。

 

■所属団体について
・富士重工山岳部(スバル山想会)
OBのクラブであるスバル山想会には山岳指導員の方が多く在籍され、各行事へ積極的参加、特に矢吹町との交流会、市民ハイキング、市民対象のハイキング教室講師引き受け等でご活躍されていた。現在はメンバーの減少等によりオブザーバ参加となっている。
・三鷹市役所山岳部
会長職の選出をはじめとして、体協との連絡・各書類の受け渡し、市民ハイキングの取りまとめ(計画、募集原稿の作成提出、実地踏査、当日の分担依頼、反省会実施)等で中心的存在であったが、事情により数年前から部の活動を一時休止している。
・日本無線山岳会
職域団体であり、事業所移転により連合会への参加メンバーが急減した。
しかし、山登りを継続している方やOBさんが引き続き活動されており、特に西島氏には登山教室で大変お世話になっている。
・三鷹山岳会
当連合会の母体組織であり長年にわたり当会への協力をいただいている。
初級登山教室参加者でレベルアップ希望者に対して、三鷹山岳会入会を案内しレベルアップを目的として実習を中心としたプログラムを実施している。
このため、会への入会年齢制限、活動条件等を緩和していただいた。特に鶴田氏には山岳会の運営のみならず、当連合会においても活動推進の中心になりご尽力をいただいている。

 

■参加団体の募集活動
三鷹市山岳連合会では、所属団体の活動低下に対して、数年前から理事会、総会で話題にのぼり、市の広報紙への募集記事掲載、連合会ホームページでの募集PR、人づてで市内の山登り団体への参加勧誘等を行った。
しかし、新規の団体加入には至らず努力不足を感じている。当初の設立趣旨を振り返り、市民の中から遭難者を出さないためにどうあるべきか、連合会として何ができるかを十分に話し合い、引き続き組織の維持拡大に取り組んでいきたい。

 

■主な行事
・三鷹市山岳連合会交流会

毎年8月末に小淵沢駅近くでテント泊をして、周辺の山登りと満点の星、バーベキュー、そして温泉を楽しみ所属団体の親睦と情報交換等を行っている。

 


・三鷹市民ハイキング
市民体育祭の一環としての市民ハイキングは毎年10月第3週に行い、頂上でのお昼休憩で、おでんを参加者に味わってもらっている。
・矢吹町交流会                 平成28年市民ハイキング 扇山にて
姉妹都市である矢吹町山岳会との交流山行は、昭和55年から毎年11月第2週に行っている。平成23年の東日本大震災発生時には、いちはやく義援金を送らせていただいた。
福島県で開催の折には、道路の地割れ、屋根瓦の落下、集団避難地域での立ち入り禁止の立て札、災害の復旧工事現場等を目のあたりにして被害の大きさを改めて実感した。今後も交流を続けていきたい。
・登山教室
10年ほど前から登山ブームとなり、山の頂上では中高年の方ばかりが目立つ時もあったが、その後、山ガールなる言葉も定着し、最近はグループやカップル、あるいは単独で来ている若い人が増えてきたように思われる。
ハイキングあるいは登山の講習会は雑誌・インターネットでもたくさん紹介されており、東京都山岳連盟等でも各種講習会が開催されている。また、図書館へ行くと、山登りの入門書から高度なバリエーションの紹介本まで、野外での様々な楽しみ方の本から専門書のような登山技、登山教室、机上講座風景、術解説書まで並んでいる。

 


当連合会でも市民の方に安全に登山を楽しんでいただくために、コミセンを会場にしたハイキング教室、安全ハイキング教室を実施していた。しかし、期間が短く充分な内容とはいえず山登り実習もない事から、理事会で検討を行い平成23年から座学と実習の2本立ての半年間に及ぶ初級登山教室の開催を始めた。
さらに、実習での声、講習修了者のアンケートから、山登りを継続したい希望者には三鷹山岳会入会を案内し、レベルアップを目的に実習を中心としたプログラムを実施している。

・その他
市民駅伝、スポーツフェスティバルのボランティア活動等がある。

 

■初級登山教室の思わぬ効果
三鷹山岳会は初級登山教室から新しい人を受け入れた事により仲間が増え、平成28年の年間山行計画は185件で229日、延べ参加者数は566人になった。
山行計画には、レベルアップ、交流会と個々の会員が計画する個人山行があり、計画書、山行報告書等がインターネット経由のメール共有サービスで流され、月1回の例会でも参加者からの補足説明がなされている。
今後とも心身の健康のため、協力し合い安全第一で山登りを続けていきたい。

役員

理事長
住瀬秀夫

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